GLH30のインプレ
Nikon COOLPIX P5100 / Vixen GEOMA 52-S + GLH30
昨晩、いい感じに月が出ていたのでGLH30を組み込んだデジスコセットで撮影してみました。↑の写真はLightroomで補正後トリミングしてあります。
GLH20Dで出ていたモワモワがほとんど無く、くっきりとケラレているので、使える範囲がかなり広がった感じです。
被写体はチョコエッグの鳥。実物よりもかなり小さいです。
P5100を目いっぱいズームしたらなぜか暗くなってしまったんですが、う~ん、なんでだろ…。
とりあえず照明のせいということにしておきましょうw
これはGL20のケラレ。見掛視界は53度。
GLH30は59度なんですが、わずか6度の差でも随分世界が広くなったような気がします。
ちなみに同じ20倍アイピースでも、高価なGLH20Dの方は見掛視界が46度と狭くなってしまうんですが、これは対物レンズ径が小さいせいです。(対物径67mm以上のスコープならGLHと付くアイピースは見掛視界60度以上の広角として使えます。)
あと、倍率も、対物52mm径の場合は下がります。
ユニバーサルタイプのアダプターはどんなカメラでも付けられるというメリットがあるんですが、全長の短いGEOMA52では、スコープ側の三脚穴を使うとアダプターの出っ張りが三脚に当たってしまい、このアダプターの下に伸びてる出っ張りの三脚穴を使うしかないんですよ。超不安定ヽ(;´д`)ノ
そんなわけで、変な出っ張りの無い直結タイプの「デジタルカメラアダプターDG-FS DX」を使うためにGLH20Dを買いました。見た目はスッキリしましたが、これはこれでレンズフィルター取り付けが可能なカメラしか使えなくなるというデメリットもあります。
以下、接眼レンズを取っ替え引っ換えしながら撮り比べてみた写真を並べておきます。
まずはズーム位置ワイド端で撮った月。
GL20のだけ妙にボケて見えますが、不安定なユニバーサルタイプアダプターの三脚穴を使っていたので、風でカメラブレが発生してたのかもしれません。
※接眼レンズの性能差と言うよりも、撮影環境の差が大きいかと思われます。
さすが一眼レフ!と言いたいところですが、低感度で撮っても暗部ノイズが気になりました。
ただ、我が家の三脚+雲台ではセルフタイマーで撮ってもミラーショックが収まらずにブレてしまいました(;´_ゝ`)
ガッシリした三脚に高性能な雲台付けて、更にRRSの下駄みたいなのを用意すれば明るい環境ならなんとか使えるかもしれません。が、そこまでするなら素直にサンヨンでも買ったほうがよさそうですw
by o-n-o2
| 2009-02-11 13:35
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