画像サイズ縮小のインプレ

ほんとは他の検証するつもりが、なぜかここから始めることに(;´_ゝ`)
以下、全て同じ様に処理してます。
まず写真右側が全体を約6.4%まで縮小した物。左側はその一部を見やすいように拡大した物。
(拡大写真は補完なしのピクセル複製のみ)

自分がよく使う補完法です。フォトショで言うところのバイリニア。
ボケます。エッジなどは眠くなります。でも処理軽いです。
本来はテレビアニメのセル画タッチの様な画像に向いてる補完法です。

「高画質」なんて書いてあるので皆さんこれを使うケースが多いかと思います。
テレビアニメのセル画タッチの様な画像に使うととんでもないことになるのがこれ。

うわー、これなんだろ…。
二次でも三次でもなく、かと行って平均画素法って感じでもなさそうです。
独自の縮小アルゴリスムを使ってるのでしょうか。
細部がかなり省かれてますね。その分、圧縮効率や低ノイズ化には貢献してるかもしれません。

これはチビすな!!というフリーウェアで縮小したものです。
説明には「領域内平均カラー値」と書いてあるので平均画素法の一種かと思ったんですが、縮小結果はバイキュービックに近いシャープな物となりました。
ディティールがかなりクッキリ出てます。さすが縮小専門ツールといったところでしょうか。
元々はP5000/P5100スレで、撮影時に小さいサイズで撮る場合、最大画素数の1/整数倍が解像度的に美味しそうだという話があって、それじゃちょっと検証してみようかと思ってはみたものの、バラバラのサイズで撮った画像を同じ大きさで比較するためには拡大縮小のアルゴリスムの影響があるので検証のしようが無いなぁ~と、いうわけでこんな日記になりました。
それと、今回のモデルのK100D Superに付いてるレンズですが、ひょんなことからPENTAXのDA18-55 AL IIが手に入ったので、いずれこちらの検証もしてみたいと思います。
ちなみに隣に立ってるレンズはDA18-55 AL。同じレンズが2本ありますw
2008/5/27 追記
この比較日記ですが、どのアルゴリズムが一番綺麗とかそういう検証ではありません。
例えばシャープな縮小結果が欲しければバイキュービックやチビすなを。
ソフトな縮小結果にしたければバイリニアやSILKYPIXを。
みたいな感じで、画像に合わせて使い分けてみたらいいんじゃないでしょうか?というのが個人的な結論です。
それとチビすなはバイキュービックと紹介しているサイトがあったのでセルアニメ調の画像を縮小してみたところ、輪郭強調用の偽色がハッキリと出てました。
ちなみに平均画素法で縮小したサンプルはこちら↓

by o-n-o2
| 2008-05-26 02:39
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